2008年 08月 05日
歴史の傷・1989年6月3日・天安門広場を血が染める
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北京で聞こえたあの歌は、
1989年の春、人々に木霊した。
広場を取り囲んだ自由の歌。
世界は、広場の集い人に情熱を感じた。
ああ、子供たち。広場を血が染める。
広場で過ごした幾昼夜は、
「美しい国を作る」歌が響いた。
「我らは中国の子供、我らは故国が好き」
「我らは兄弟と自由に向かい手を取り合う」
ああ、子供たち。広場を血が染める。
広場に戦車と銃の軍隊が来た。
集う子らに恐れおののいた政府。
けれども勇気と真実を見つめる
広場の若人を兵は、傷つけなかった。
ああ、子供たち。広場を血が染める。
89年6月3日、中国の春に
上から兵士に命令が下りた。
兵士の発砲が、広場を若人の血で満たす。
嘘で隠せない何千人もの血の海。
ああ、子供たち。広場を血が染める。
民は激怒の4日間、銃に向かった。
おぞましい歴史の傷でどれだけ虐殺したのか。
臆病者は、火炎放射で屍を焼き恥を隠した。
されど流された血は、屍の名と決意で今なお濃い。
ああ、子供たち。広場を血が染める。
殺された子供たちよ、中国にも流れる涙がある。
今なお続く虐殺に恐れ隠れる日々。
恐怖と冷酷で今の静寂を買えても
広場に流れた血は洗い流せない。
ああ、子供たち。広場を血が染める。
この詞を嫌みを込めてペキンオリンピック委員会に華やかな開催の祝辞として、
中国共産党指導部に天安門虐殺20周忌と来たる日のお悔やみとして献上する。
惑星テラ見聞録管理者
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by loto2002
| 2008-08-05 18:23
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